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屋根が工場のエアコンが効かない原因に?具体的な対策をご紹介します

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「最近買い替えたばかりなのに、工場のエアコンの効きが悪い」
「フル稼働させても、工場内がなかなか涼しくならない」

そんな悩みを抱えていませんか?
工場のエアコンが効きにくい原因は、エアコン本体だけではありません。工場特有の環境が大きく影響しているケースもあります。特に、エアコンを買い替えたばかりであれば、工場の環境要因を疑ってみるのがいいでしょう。

本記事では、工場のエアコンが効かない原因とその対策を、わかりやすくご紹介します。

まずは確認!工場のエアコンが効かない時のチェックリスト

エアコンの効きが悪いと感じたら、まずは、エアコン本体の不具合や改善点がないかチェックしてみましょう。

1. フィルターの汚れ
フィルターにホコリが溜まると、空気の流れが悪くなり、冷房効率が低下します。フィルター清掃は、3ヶ月に1回の頻度で定期的に実施するのが理想です。

2. 室外機の周辺環境
室外機の周りに障害物があったり、直射日光が当たっていたりすると、放熱効率が下がります。周辺を整理し、日除けを設置するだけでも効果があります。

3. 冷媒ガスの不足
エアコンの効きが徐々に悪くなっている場合、冷媒ガスが漏れている可能性があります。これは、室内機と室外機を繋ぐ配管の接続部分のナットが緩んだり、ひび割れたりすることで発生しやすいものです。もし、冷媒ガスの漏れが疑われる場合は、専門業者による点検が必要です。

4. エアコン本体の劣化
業務用エアコンの耐用年数は10〜15年程度です。使用年数が長い場合は、修理か買い換えかを検討する必要があります。

これらのチェックで問題が見つからない場合、原因はエアコン本体ではなく、工場そのものにあるかもしれません。

エアコンが効かないと感じる本当の原因は、屋根にあるかもしれない

意外に思われるかもしれませんが、工場のエアコンが効かない最大の原因は屋根にあることがほとんどです。屋根からの熱の侵入に、エアコンでの冷却が追いつかず、室内の気温が上がってしまいます。この点について、詳しくご説明していきます。

建物内の熱の75%は輻射熱

まずは、熱について概要をお伝えします。熱は3種類に分けることができます。建物内の熱の割合は、以下のように分かれています。

  • 伝導熱:5%
  • 対流熱:20%
  • 輻射熱:75%

湯たんぽ型(伝導熱)5% エアコン型(対流熱)20% 電気ストーブ型(輻射熱)75%

つまり、熱の大部分は輻射熱といえます。輻射熱とは、太陽の熱が屋根に蓄積され、室内に向かって放射される熱のこと。ストーブの前に手をかざすと、直接触れていないのに熱く感じますよね。あれと同じ原理です。

輻射熱を工場で最も強く受けるのは、やはり屋根です。そのため、屋根からの熱の侵入を防ぐことで、建物内の温度を大きく改善することができます。

工場の暑さの原因を詳しくみる

エアコンだけでは輻射熱を防げない理由

エアコンは、空気を冷やす機械です。しかし、気温が上がり、日照時間が長くなると、いくら空気を冷やしても屋根から次々と熱が放射されてしまい、エアコンによる冷却が追いつきません。

例えるなら、穴の開いたバケツに水を注ぎ続けているようなもの。根本原因である屋根からの熱を止めない限り、エアコン自体に問題ない状態でも、工場を涼しくするのは非常に困難なのです。

工場のエアコン効率を上げる4つの対策

暑さの原因がわかったところで、工場でできる暑さ対策への対応を、ざっくりとした費用対効果も合わせて4つご紹介します。

対策1:清掃・メンテナンス(費用:低・効果:中)

まず取り組むべきは、清掃とメンテナンスです。

  • フィルター清掃
  • 室外機周辺の掃除
  • 冷媒ガスの点検

費用:数千円〜数万円
効果:エアコン効率10〜20%改善

すぐに実施でき、費用も抑えられるため、まずここから始めることをおすすめします。

対策2:サーキュレーター・スポットクーラーの追加(費用:低・効果:中)

工場での作業場所が固定で、従業員の方がほとんど動かない場合は、サーキュレーターやスポットクーラーの併用も検討に入れるといいでしょう。

  • 冷気を作業エリアまで届けられる
  • ピンポイントの冷却が可能
  • 導入が簡単で、すぐに効果を実感できる

費用:数万円〜20万円

ただ、輻射熱を防ぐことができていないため、根本的な解決にはなっていない点に注意が必要です。

対策3:遮熱塗料の塗装(費用:中・効果:中)

屋根に遮熱塗料を塗ることで、輻射熱の侵入をある程度防ぐことができます。ただし、塗料ならではのデメリットがある点は認識しておきましょう。

  • メリット
    • 輻射熱の侵入をある程度防げる
    • 比較的低コスト
  • デメリット
    • 経年劣化しやすく、5〜7年ごとの塗り直しが必要
    • 作業者の技量によって仕上がりにムラが出やすい
    • 遮熱効果は最大でも80%程度

費用: 平米単価約2,000〜5,000円程度

ご予算や塗装する場所の形状によっては、遮熱塗装が適しているケースもあります。ただ、次にご紹介する遮熱シートの方が、効果が大きいですし、塗料のデメリットをうまく補えているといます。

遮熱塗装について詳しくみる >

対策4:遮熱シート「サーモバリア」の施工(費用:中・効果:高)

もっとも費用対効果が高いのが、遮熱シート「サーモバリア」の施工です。

  • 輻射熱を97%カット(遮熱塗料を大きく上回る性能)
  • 均一な遮熱効果(作業者の技量に左右されない)
  • 屋根裏温度最大11度低下
  • 空調費20〜30%削減
  • 10年以上の耐久性
  • 稼働を止めずに施工可能

費用: 平米単価約4,000〜6,000円程度

サーモバリアは、屋根の上に施工することができるため、「稼働を止められない工場」「効果をすぐに実感したい工場」に特におすすめの対策です。

サーモバリアについて詳しくみる >

よくある質問

Q1. エアコンの効きが悪くなった時、まず何から始めるべき?

まずはフィルター清掃と室外機周辺の点検から始めましょう。それだけで効率が改善されるケースが多くあります。

Q2. 遮熱シートと遮熱塗料、どちらが効果的?

遮熱シートの方が効果は高いです。輻射熱の反射率は、遮熱シート97%に対し、遮熱塗料は最大80%程度です。しかし、遮熱シートの方がやはり初期投資が大きくなります。どちらが自社に適しているか、もしお悩みの場合はお気軽にご相談ください。

Q3. 稼働を止めずに対策できる方法は?

遮熱シートは屋根の上のみで施工が完結するため、工場の稼働を止めずに対策できます。

Q4. 電気代削減効果はどれくらい?

遮熱対策により、空調費を20〜30%削減できるケースが多いです。

まとめ

工場のエアコンが効かない原因は、エアコン本体だけではありません。工場特有の環境、特に屋根からの輻射熱が最大の原因であるケースがほとんどです。

まずは、エアコン本体の不具合を疑い、次に輻射熱の対策をご検討いただくのが良い順番かと思います。もし、暑さ対策の考え方でお悩みの場合は、お気軽にご相談ください。

丸山 康史
この記事の監修者

丸山 康史

株式会社マルヤマ代表取締役

1997年の創業より、自動車メーカー様などの工場を数多く施工してきました。床・屋根・外壁の塗装工事から電気設備の交換、太陽光パネルの設置など、あらゆるお困りごとに対して、自信を持って高品質な工事をご提供します。

また、直施工なので『中間マージン抜き』で工事を提供します。豊富な施工実績を元に工場の経営者さまや従業員さまが安心して働ける環境を提供することをお約束します。

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