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サーモバリアの耐用年数は?施工するメリット・施工方法・耐久性を高める方法を紹介

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サーモバリアとは、日射から発生する輻射熱を反射する作用をもつ、金属製アルミシートのことです。輻射熱とは、遠赤外線によって伝わる熱であり、人体の体感温度を上げる作用があります。

このサーモバリアを建物の屋根・壁・床、あるいは機械設備などに施工することで、室内環境をより快適に保つ効果が期待できます。ただし、サーモバリアには耐用年数があるため、施工時やメンテナンス・交換のタイミングには注意が必要です。本記事では、サーモバリアの耐用年数を踏まえつつ、施工のメリット・施工方法・耐久性を高めるポイントについてわかりやすく紹介します。

遮熱シート「サーモバリア」の耐用年数

遮熱シートには、国が定める法定耐用年数と、メンテナンスの目安となる製品としての耐用年数の2種類があります。まずは、それぞれの期間について説明します。

遮熱シートの法定耐用年数

法定耐用年数とは、国が定める「固定資産を使用できる期間」のことです。法定耐用年数は、国税庁が公表している「主な減価償却資産の耐用年数等」で確認でき、資産の種類ごとに細かく年数が定められています。

遮熱シートの法定耐用年数は、同資料における器具・備品の区分のうち、「その他(主として金属製のもの)」に分類され、耐用年数は15年です。そのため、税務上は、15年間で減価償却費を計上していく形になるかと思います。

参考資料:主な減価償却資産の耐用年数表(国税庁)

サーモバリアの耐用年数

サーモバリアの耐用年数(施工時と同等の効果が持続する期間)は、約10年とされています。ただし、屋根や外壁に遮熱シートを施工した場合は、日光・風雨などの外的要因の影響を受けやすく、長期間の使用によって劣化が進む可能性があるため注意が必要です。

遮熱効果が低下していると感じた場合は、耐用年数内であっても早めにメンテナンスを検討しましょう。また、サーモバリアは表面に汚れやホコリが蓄積すると熱反射率が下がるため、効果を長く維持したい場合は、年に1〜2回の定期点検・清掃を行うことをおすすめします。

サーモバリアを施工するメリット

サーモバリアにはさまざまなメリットがあります。今回はその一部をご紹介します。

室温を一定に保つ

遮熱シートを屋根や壁に施工することで、外気温の影響を受けにくくなり、室温の上昇を抑えられます。さらに冬は、室内の熱を反射する働きによって、寒い時期でも暖かさを保つことが可能です。

遮熱シートの遮熱性能は、アルミの純度が高いものほど向上します。アルミ純度99%以上のアルミ箔を使用した遮熱シート「サーモバリア」は、輻射熱を高いレベルで反射できるため、屋根・壁などに施工することで、優れた熱対策効果を発揮します。

維持費用(ランニングコスト)がほとんどかからない

初期投資のみでランニングコストがほとんどかからない点もサーモバリアのメリットの一つです。

例えば、遮熱効果を得られる工法として、遮熱塗装があります。遮熱塗料は汚れ・経年劣化・気象条件の影響を受けやすく、定期的な塗り直しが必要になり、ランニングコストが嵩みやすいです。一方、サーモバリアは、塗装と比較しても劣化しにくく、効果が持続します。施工後は維持費がほとんどかからない点が、大きなメリットと言えるでしょう。

そして、サーモバリアの施工により空調効率が上がり、電気代の削減につながります。そのため、空調にかかる電気代が大きい工場・倉庫であれば、サーモバリアを施工する初期投資を早期に回収できるでしょう。

サーモバリアの施工方法

サーモバリアを施工する場合、施工箇所や目的にあわせて方法や効果に違いがあります。ここでは、サーモバリアの施工方法について紹介します。

スカイ工法

スカイ工法とは、遮熱シートを屋根に直接貼り付ける施工方法のことです。シートを屋根面に密着させて施工するため、作業者の技量や天候の影響を受けにくく、均一で安定した遮熱効果を得ることが可能です。

さらに、遮熱シートが屋根の接合部を覆うことで、雨漏り対策としても有効です。また、スカイ工法は国土交通省の「飛び火認定」を取得しているため、折板屋根だけでなく、危険物倉庫の屋根にも施工できます。

また、スカイ工法は、屋根の上で作業を行うため、工場の稼働を止めずに施工を行うことができる工法です。

参考資料:構造方法等の認定に係る帳簿 【飛び火構造】(国土交通省)

カバー工法

「遮熱シート」の組み込み

カバー工法とは、工場や倉庫の屋根に新しい屋根材をかぶせる形で補修を行う工事のことです。塗装や部分補修では対応しきれないほど劣化が進んだ屋根でも、建物への負担や工期を抑えながら性能を回復することが可能です。

この工法では、既存の屋根と新しい屋根材の間に空気層が生まれます。この空気層が断熱材のような役割を果たし、断熱性能が向上。さらに、既存の屋根と新しい屋根の間にサーモバリアを敷き込むことで遮熱性能も組み込むことができます。

また、外観が新築同様に生まれ変わるため、採用力の向上や企業イメージアップなど、対外的な信用力の強化にも寄与します。

こちらも、作業は屋根の上で行うため、工場の稼働を止めずに施工を行うことできます。

詳しくはこちら:屋根の板金カバー工事

折板屋根下施工

折板屋根下工法とは、パイラックと呼ばれる金具を梁(H鋼材)に固定し、そのパイラックに結束バンドやワイヤーを用いて遮熱シートを取り付ける施工方法のことです。(※施工時には、高所作業またはローリング足場の設置が必要です)

スカイ工法が屋根の上に遮熱シートを施工するのに対し、折板屋根下工法は屋根の下側に施工します。屋根裏側に遮熱シートを設置することで、屋根から伝わる熱を室内に届く前に遮断し、室温の上昇を効果的に抑えることが可能です。

フィット工法

フィット工法とは、不燃認定を取得した遮熱シートを機械に設置する施工方法のことです使用する遮熱シートは、ガラスクロス繊維に特殊樹脂シートを組み合わせ、両面にアルミ箔を施した構造をしたものであり、耐熱性に優れています。

機械へ遮熱シートを施工することによって、高温機器から発生する輻射熱を反射して、工場内の温度上昇を抑えます。シートは厚さ0.2mmのハトメ付きタイプで、複数枚をつなぎ合わせることができるため、乾燥炉などの大型機械を丸ごと覆うように施工することが可能です。

サーモバリアの耐久性を高める方法

サーモバリアの「耐久性」を高めるためには、雨風の影響を受けにくくするための工夫や、定期的なメンテナンスが大切です。ここでは、サーモバリアの性能を長期間維持するための方法について紹介します。

施工箇所の修繕・清掃を定期的に行う

サーモバリアは、屋根や壁に付着するホコリ・汚れ、さらには雨水などの影響によって劣化する恐れがあります。汚れが蓄積するとシート自体の劣化を招き、継ぎ目や端部に雨水が入り込むと接着力が弱まり、剥がれの原因にもなります。

サーモバリアの効果を持続させるためにも、定期的な清掃やメンテナンスは欠かせません。弊社では、10年間の無料定期点検を実施し、万全のアフターフォロー体制を整えているため、施工後も安心です。

施工代理店に依頼して正しく施工をする

サーモバリアは、正しい施工ができていないと、剥がれやすくなり、結果的に耐久性の低下に繋がります。そのため、専門知識を持った業者に施工を依頼することで、耐久性を高めることができます。

例えば、サーモバリアには、認定試験を受けた施工代理店があります。そういった専門業者に依頼することで、建物の状況に合わせた最適な施工が可能です。

まとめ

サーモバリアには耐用年数があるため、期限が近づいてきた際にはメンテナンスを実施することが大切です。特に、屋根や壁に施工している場合は日光・風雨などの外的要因の影響を受けやすく、耐用年数に達していなくても、定期的な清掃やメンテナンスが欠かせません。

また、適切なメンテナンス方法は建物の状態によって異なります。弊社では、ドローンやサーモカメラを活用した精密な点検により、建物ごとの状況を正確に把握し、長期的な視点で最適なメンテナンスをご提案できます。

「建物に合ったメンテナンスを、ムダなコストをかけずに定期的に実施したい」という方は、ぜひ弊社のお問い合わせフォームよりご相談ください。

丸山 康史
この記事の監修者

丸山 康史

株式会社マルヤマ代表取締役

1997年の創業より、自動車メーカー様などの工場を数多く施工してきました。床・屋根・外壁の塗装工事から電気設備の交換、太陽光パネルの設置など、あらゆるお困りごとに対して、自信を持って高品質な工事をご提供します。

また、直施工なので『中間マージン抜き』で工事を提供します。豊富な施工実績を元に工場の経営者さまや従業員さまが安心して働ける環境を提供することをお約束します。

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